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中村 裕 院長
ナカムラ ユウ
YU NAKAMURA |
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中村眼科 |
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出身地:東京都 |
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趣味:テニス、ゴルフ、海外旅行、温泉、音楽鑑賞 |
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好きな本:時代物 |
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好きな映画:話題作 |
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好きな言葉:柳に風折れなし |
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好きな音楽:クラッシック |
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好きな場所:海外(ヨーロッパなど) |
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■両親や兄の影響を受け医師の道へ |
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僕の両親はこの地域で産婦人科の開業医をしていました。物心がついた時には両親は日々、医師として診療をしていましたので、医師の道を選んだのはその背中を見て育った影響が大きいですね。僕が通っていた幼稚園もほとんどが父と母が取り上げた子供ばかりで、昼も夜も働く姿を見て地域の役に立っている仕事だなと思っていました。4つ上の兄が医師を目指したことも、いい刺激になりました。
大学卒業後は研修を経て大学附属病院に勤務、全国各地からみえる患者さんを診察し白内障から斜視、腫瘍、外傷、涙器などさまざまな症例の診察・手術を行いました。同大学病院の専任講師を経て、生まれ育った地域の眼科医療に貢献するため中村眼科を開院。2001年(平成13年)より専任として医療法人社団 ゆうり会理事長、中村眼科の院長を務めています(JR総武線 新小岩駅南口から徒歩5分)。 |
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■白内障から外傷まで目の幅広いトラブルに対応 |
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当院は新小岩駅から徒歩5分、住宅地の中にあります。隣は父と母の開院した中村医院で、現在は兄が継いでいます。駅からは起伏もなく平坦な道のり。バスで来院される方もいらっしゃいます。患者さんのほとんどは近隣の方で、お子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方がいらっしゃいます。日中はご高齢の方が、夕方や土曜日はお子さんやご家族連れで、夜はお勤め帰りの方が多いですね。東京と千葉の間に位置しているので、中には通勤の途中で下車して足を運んでくださる方もいらっしゃいます。大きな病院では、目の症状により細分化してそれぞれの症例を医師が担当することもありますが、当院では地域のかかりつけ医として目のさまざまな症状に対応しています。患者さんの症状は、白内障やドライアイ、花粉症やハウスダストなど目のトラブルのほか、コンタクトレンズや眼鏡を作りたいというご相談が多いですね。ありがたいことに他の医院で手術を断られた方や口コミで手術を受けにくる方もいらっしゃいます。
院内には視力測定、視野を測る器械、網膜はく離の治療などに使用するレーザー器械のほか、網膜の状態をコンピューターで解析してみることのできるOCTという器械など、一通りに診断ができる設備を揃えています。また、週1日は手術を行う日に設定しているので手術設備も完備しています。どうしても複数の医師で対応する必要のある手術や全身麻酔を要する症例の場合には適切な医療機関に紹介をすることもあります。 |
■手術の数でははかれない、満足度を大切にする |
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大学病院では若い医師に手術の指導をする立場でした。多くの症例を経験しましたし、毎年後輩の医師に教える中で知識や経験も深まって行きました。新人に教えるのは大変ですが、人によっていかに教えるかという教え方を考えることが必要ですし、手術についてさまざまな角度から見直すこともできます。医師の育成やがんや腫瘍の手術の基礎研究など、振り返ってみると大学病院ではいい経験をさせて頂いたと思います。
当院では週1日、火曜日に手術を行っています。人工水晶体を挿入する白内障の手術が多いですが、斜視やものもらい、腫瘍から顔面の外傷まで幅広く行っています。眼科は物の見え方だけを診療すると思われがちですが、まぶたをあげる手術や、逆さまつ毛の治療など見た目に関わる処置も多いのです。美容整形的なものは行いませんが、まつ毛の成長とともに目を傷つける恐れがある場合には治療を行います。成長期や思春期のお子さん、若い方に治療を行うことが多いですね。眼科医ですから目の周りの細かい処置には長けています。顕微鏡や微細な縫合糸を使い繊細に治療を行います。ものもらいやまつ毛の治療で若い方や女性の目の周りを処置する方も多数いらっしゃいますが、私は今まで、まぶたや目に関する手術を多く経験してきているので、見た目も含めて技術には自信があります。手術は機能面と見た目の両方が満足できることをモットーにしています。
手術をする場合には杓子定規にチェックシートで決めることはありません。例えば、白内障で眼内に入れる人工水晶体の選択一つにしても、どの場所を一番みえるようになりたいのかによって選択が変わってきます。車の運転が多いのか手元を見ることが多いのかなど、患者さんの仕事や生活スタイルによって変わってくるのです。まぶたの手術でも、どのように変えて欲しいのかによって違ってきます。1回短時間の外来診療では決められないことも多く、お一人お一人要求するところは違います。そのため手術に満足してもらえるように、何度かの通院でゆっくりお聞きするようにしています。また、手術を受ける患者さんは不安になることも多く、手術を行う医師から話を聞きたいと思っています。時間をとり患者さんの本音をお聞きして、誠実に行うようにしています。私は今まで勤務医の時も含め、数多くの手術を行っていますが、1件1件の手術の質にこだわっています。 |
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■ここに来て良かった、と思って頂けることが大切 |
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今は昔と違い、患者さんが自分の体や症状のことを良く理解して治療をする時代です。インターネットなどの普及により、病気に関する知識をお持ちの方も増えています。患者さんの治療に対するモチベーションを維持するためにも、目の状態や経過を良くご説明する必要があります。目の状態はどうなのか、何のために治療を行うのかといったことを説明することで納得して治療を受けて頂けるのです。きちんとした診断、適切な説明を行い納得して治療に向き合ってもらえるのが僕らの仕事だと思っています。
そのために診療の際にはまず、どんなことで困っているかお聞きして検査を行い、検査結果やOCTなども活用して今の症状と今後の治療プランなどについてご説明します。症状の軽い内からしっかりと治療を行うことで状態を改善することも多いので、資料も併用しながらご説明するようにしています。眼鏡やコンタクトの必要な方には使用に関しての注意点などのアドバイスも行います。かかりつけ医としてさまざまな目の症状に対応して、来て頂いた方に「ここに来て良かった」と思って頂けることが一番の目標です。また、医療技術も日進月歩の世界。常に研鑽は怠らないようにして患者さんに適切なアドバイスを行えるように色々な引き出しを増やすようにしています。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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目の病気は気付かないうちに進行するものも少なくありません。50歳を過ぎたら、年に1度は目の検査を受けてください。当院では全ての眼科の病気、眼鏡、コンタクトの選び方、使い方のアドバイスまでかかりつけ医として幅広く対応しています。分かりやすい説明と的確な診断、アドバイスで、不安を持つことなく治療を行えるようにしています。また、英語にも対応していますので、お知り合いの方が旅行や出張などでお困りの際にはご紹介頂ければと思います。当院は駅から5分、平日は20時まで診療しています。予約は不要です。ご都合のよい時にご相談に来て頂ければと思います。
※上記記事は2017年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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