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榊原 雅義 院長
サカキバラ マサヨシ
MASAYOSHI SAKAKIBARA |
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イムス葛飾ハートセンター |
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出身地:東京都 |
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趣味:寝ることですね(笑) |
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好きな本:医学関連書籍 |
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好きな映画:トップガン |
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座右の銘:一生懸命 |
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好きな音楽:ボサノヴァ |
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好きな場所・観光地:西伊豆 |
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■この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。 |
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もともとはユングやフロイトに興味があり、精神科医を目指して医学部へと入ったのです。ですから、大学に入って間もない頃は、精神科の医局に出入りするようになっていました。ところが5年生となり、臨床実習で診療を目にするようになりますと、私が思い描いていたものと現実が異なることに気づかされました。当時、精神科の診療は精神分析に比重を置いたものではなく、どちらかといえば脳科学に属するような診療が中心となっていたのです。希望していたものと違う。思い悩んだ私は精神科をあきらめ、循環器を専門とすることに決めました。それが今につながることになるわけで、きっかけは性急なものでしたが(笑)、今となっては自分の性格にも合う、良い場を得られたと思っています。その後、大学病院で勤務を続けた私は、2003年に新葛飾病院にまいり、現在にいたっています(京成電鉄・堀切菖蒲園駅から徒歩9分)。 |
■『イムス葛飾ハートセンター』の概要をご紹介ください。 |
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私が入職した時の新葛飾病院院長であった清水陽一先生は、就任当初より地域に密着したハートセンターの設立を構想に掲げておりました。その清水先生の導きにより、それまでの新葛飾病院の循環器・心臓疾患部門をパワーアップさせた形で、「心臓に特化した専門病院」として、2009年3月に『イムス葛飾ハートセンター』は開設されました。
心臓の病はのんびり悠長に構えているわけにはいかず、できるだけ早期に適切な治療をおこなうことが必要になります。当センターは50床と規模は大きくないものの、そのフットワークの軽さを生かし、スピード感を持った対応を可能にしています。センターでは、葛飾区はもとより、江戸川区、足立区を含め、100万人を越える医療圏の循環器疾患に対応できる基幹病院を目指してまいります。 |
■主な治療内容をご説明ください。 |
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循環器内科においては、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患に対するカテーテル治療が主となり、心臓血管外科に関しては、冠動脈のバイパス手術に加え、心臓弁の手術を主に手掛けています。またそのほか、不整脈の治療を含め、心臓全般に関する幅広く高度な治療を提供しています。
例にもれず、循環器の分野においても年々、新しい技術が生まれてきています。最近まで大動脈弁狭窄症は外科的手術によるしかなかったのですが、近年ではカテーテル治療も導入されるようになってきました。当センターには遠方から来院される患者さんも多数いらっしゃいますが、1番は葛飾区を中心とした地域の方々を対象としています。地域には比較的高齢の患者さんが多いことになりますが、その方々に対し、特殊な検査や治療を受けていただくために、都心の施設を紹介することに心苦しい気持ちを抱いておりました。地域のことは地域で完結できるよう、最新の医療機材を積極的に導入していきたいと考えています。 |
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■『イムス葛飾ハートセンター』の診療方針をお話しください。 |
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近隣の開業医の先生方から患者さんを紹介されることも多く、中には、先生ご自身や、そのご家族の方がお見えになるケースも多くあります。その事実をして、私どものスタンスであり治療方針に賛同いただいていることの証明であろうと自負しています。
紹介状を持っていらした方の場合、紹介状を書かれた先生が何を期待しておられるのかということに注意を払います。念のために心臓病の検査を依頼されたのか。あるいは、心臓病の疑いが濃く、精密な検査を望まれているのか。紹介状の行間にある真意を汲み取り、紹介された先生のお気持ちに沿う診療を心掛けているところです。
また昨今は、テレビ番組などをご覧になり、心臓病と関連づけて紹介状なしでいらっしゃる方も少なくありません。お話をうかがった段階で、否定するのはたやすいこと。しかし、患者さんは心配のあまり来院されているわけですから、しかるべき検査をして、「大丈夫ですよ」と言ってあげることも大切と考えています。後に心配を残さぬよう、その方が次にどうすれば良いかというまで視野に入れることが大切です。 |
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■サイトをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。 |
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当センターは紹介状がなくとも診察が可能ですので、コンビニのような感覚で気軽にいらしていただければと思います。心筋梗塞の発症数を考えても、まだまだ診きれていない方が多数おられることは事実であり、大事にいたる前に病気を発見し、適切な治療を提供していくことが重要になります。繰り返しになりますが、コンビニ感覚、「開いててよかった」という感覚でご相談にいらしていただければと思います。
※上記記事は2016.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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