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髙野 博子 院長
タカノ ヒロコ
HIROKO TAKANO |
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高野歯科クリニック |
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出身地:東京都 |
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趣味・特技:ゴルフ、スキー |
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好きな本:推理小説 |
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好きな映画:アクション |
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好きな言葉・座右の銘:中庸、継続は力なり |
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好きな音楽:クラシック、ポップス |
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好きな場所:富士山が見えるゴルフ場 |
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■この職業を志したきっかけ、現在に至る経緯などをお聞かせください。 |
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私の父は内科の開業医で、母からは常々「女性であっても自立できるように」と教えられていました。そしてあるとき、一足先に医学部に進んだ兄から、「歯科医師になってはどうか」とすすられたんです。当時は歯科医師の数がまだ少なく、医師に比べて優遇されていましたし、出産や子育てを経験した後も続けられるのではないか、と。もともと私は手先が器用なところがあって、細かい手仕事も大好きでしたから(笑)。歯科医師になることを目指して東京歯科大学に学び、大学院に進んで博士号を取得しました。大学に在籍しながら1人目の娘を出産して復帰しましたが、2人目の出産を間近にして退職。父の診療所の2階部分を改装して、1987年に『高野歯科クリニック』を開設しました。 |
■『高野歯科クリニック』についてご紹介ください。 |
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当院は、京成線「青砥駅」の西口から、歩いて3分ほどの場所にあります。開業当初は2階フロアで診療をスタートしましたが、ビルの建て替えにあわせて1階フロアへと移転・リニューアル。ベビーカーのままお入りいただけるようバリアフリーにも配慮し、みなさんに安心して通っていただける環境づくりを心がけました。来院されるのは、この地域にお住いの方が中心で、2世代、3世代と、ご家族の皆様で通ってくださる患者さんも多くいらっしゃいます。年齢も性別も異なる患者さんが、お口のことで困ったときに何でもご相談いただける「かかりつけ医」として、30年あまりにわたって、地域の皆様のお口の健康を見守ってきました。幸い当院には、小児歯科の専門医である私をはじめ、口腔外科、インプラント治療など、それぞれの分野における専門医が在籍しており、患者さんの症状に応じて、質の高い歯科医療をご提供することが可能です。また、必要な場合には、大学病院や都立病院と連携しながら治療を進めておりますので、ご安心ください。 |
■診療内容・コンセプトについてお話しください。 |
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当院では、私が専門とする小児歯科をはじめ、矯正歯科、口腔外科など、広く歯科全般に対応しています。それぞれの分野におけるスペシャリストが在籍し、小さなお子さんからご高齢の患者さんまで、地域の皆様のお口の健康管理をサポートしています。当院に通ってくださる患者さんの割合は、大人と子供がちょうど半分ずつになるでしょうか。お子さんの通院をきっかけにして、ご家族の皆様とお付き合いさせていただくことがあったりします。妊産婦さんには、「赤ちゃんの首が座ったら一緒にご来院ください」とご案内しているので、生後2ヵ月頃から通いはじめるお子さんも多いんですよ(笑)。診察台の横にベビーカーを置いて、ときにはママのお腹の上で診察の様子を眺めたり(笑)。そうして、小さな頃から診療室に慣れていくことで、子供は自分の口の中に関心をもつようになり、私たちも長期的な管理が可能になります。生涯にわたって、自分の歯で噛み、食事を美味しく味わえるように。お子さんや兄弟姉妹、保護者の方、祖父母と、ご家族皆様のQOL(生活の質)向上を第一に考えた診療を行いたいと思っています。 |
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■患者さんと接する際に心がけていることは何でしょう? |
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私が専門とする小児歯科においては、年齢や特性、家庭環境などを把握して対応することが必要になります。また、子供たちの不安を軽減するため、これからどんなことをするのか話して聞かせ(Tell)、治療に使う器具などを見せ(Show)、目に見える形で使ってみたり(Do)。こうした「Tell-Show-Do法」のほかにも、分かりやすい言葉で説明すること、励ましの声かけや、頑張ったことへのご褒美を用意するなど、相手に寄り添って信頼関係を築いていくことが、とても大切になるのです。そしてもちろん、こうしたホスピタリティの精神を向けるべき相手は、子供たちだけに限りません。すべての患者さんが安心して受診でき、不安なくお帰りいただけるように。スタッフ全員がホスピタリティの精神をもち、ベストを尽くして参りますので、疑問や不安、ご希望がありましたら、何でもご相談いただきたいと思います。 |
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■サイトをご覧になる皆様にメッセージをお願いします。 |
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次女の出産を機に大学病院を退職しましたが、私の中に「歯科医師を辞める」という選択肢はなく、生後8ヵ月でクリニックを開設。地域の皆様にあたたかく迎えていただき、支えていただきながら診療を続けてまいりました。小児歯科の専門医として培った経験や知識を地域医療に役立て、後進の指導にあたること。その一方で、女性歯科医師が活躍できる環境を整えることも、私の大切な役割です。地域のなかで、子供たちの笑顔に囲まれながら、ホスピタリティの精神をもって、一人ひとりに寄り添った診療を続けていきたいと思います。
※上記記事は2016.1に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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