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和田 健治 院長
ワダ ケンジ
KENJI WADA |
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えんじゅ動物病院 |
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出身地:千葉県 |
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趣味・特技:カラオケ |
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好きな本:ライトノベル |
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好きな映画:ダークナイト |
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好きな音楽:オールジャンル |
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好きな場所:温泉 |
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■この道を志したきっかけと、開業に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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子どもの頃から動物が好きで、動物たちが病気で苦しんだり、亡くなったりする姿を目の当たりにしてショックを受けることも少なくありませんでした。そうした動物たちのために何かできる人間になりたいと思ったのが、獣医師の道を志したきっかけです。明確に獣医学部への進学を考えるようになったのは高校生のとき。当時、日大の付属高校に通っていましたので、そのまま日大の獣医学部に進みました。
大学卒業後は、千葉県の習志野にある動物病院で1年半、荒川区の「町屋動物病院」で5年間、勤務医として働きました。とくに町屋動物病院では多くのことを学ばせていただき、現在も、当院の設備では対応が難しいようなケースでは、飼い主様に同院をご紹介させていただいています。
獣医師の道を志したときから、将来は開業医(町医者)になることを考えていたので、ちょうど町屋動物病院が移転するタイミングでそちらを辞めて当院を開業。それが今年(2015年)の3月のことになります。 |
■『えんじゅ動物病院』についてご紹介ください。 |
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当院は京成線の青砥駅から徒歩5分ほどのところにあります。来院される飼い主様の多くは青砥周辺にお住まいの方たちですが、なかには以前からのお付き合いで、前の職場を離れた今もなお引き続き通ってくださっている方などもおられ、大変ありがたく思っています。
当院のメインとなる診療対象動物はワンちゃん・ネコちゃん。たまにウサギやハムスターなどの小動物を連れて来られる方もおられますが、9割方はワンちゃん・ネコちゃんが占めます。ちなみに爬虫類や鳥に関しては緊急時には診ますが、基本的には専門の病院をご紹介させていただく形をとっています。
時折「先生のご専門は?」といった質問をいただくことがあるのですが、専門は特にありません。というのも、獣医師を志したときから「将来は町医者になる」と決めていましたので、何かに特化するというよりは、幅広く何でも診ることのできる獣医師でありたいと思っていますし、また当院も、何でも相談できる「総合診療科」でありたいと思っています。 |
■飼い主様によくアドバイスされていることなどはありますか? |
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動物病院というのは動物たちの病気や怪我を「治療」する場所だと思っておられる方も多いと思うのですが、当院では治療はもちろん、病気になる前段階の「予防」の方により力を入れています。ですので飼い主様に対しても、予防の観点からアドバイスさせていただくことが多いですね。
アドバイスといっても、たとえば「ご飯はこれを食べさせなさい」「散歩は何分させなさい」といった具合に、何かを強制するようなことは一切言いません。それに縛られてしまうと、動物たちも飼い主様もどちらも疲れてしまいますから……。そうではなく、飼い主様のお話をしっかりと伺ったうえで、各ご家庭に合ったアドバイスをさせていただいています。また、ワンちゃん・ネコちゃんたちにも個性があります。何でも食べる子もいれば偏食の子もいますし、物怖じしない子もいれば怖がりの子もいますので、その子その子の個性を踏まえることも、アドバイスをさせていただくうえでは重要になってきます。 |
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■仕事をするうえで心がけていることを教えてください。 |
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これは、町屋動物病院に勤務していた頃に学んだことでもあるのですが、たとえ爪切りに来たワンちゃん・ネコちゃんであったとしても、診療に際しては広く全身を診ることを心がけています。体温を測る、聴診をする、顔つきや口の粘膜の状態を見る、そしてお腹をさわる……。そうした簡単なチェックを行うだけで、病気の兆候を早期に発見してあげることができます。
レントゲンや血液の検査ももちろん大切ですが、ワンちゃん・ネコちゃんたちには体力的な負担を、飼い主様には経済的な負担をおかけしてしまうのも事実。むやみに検査するよりもむしろ、視診・聴診・触診、そして飼い主様に対する問診などを定期的にさせていただくことで、ワンちゃん・ネコちゃんたちの日頃の状態と些細な変化に対してきちんと目配りしてあげることの方が大切だと私は考えています。 |
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■最後に、サイトをご覧になられる皆様にメッセージをお願いします。 |
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私自身も動物を飼っているのですが、やはりワンちゃん・ネコちゃんたちには少しでも長生きしてもらいたいと思っていますし、そのためのお手伝いをさせていただくことが、獣医師である私の役目だとも思っています。飼い主様におかれましても、ご自宅でひとりで悩むのではなく、動物に関することでお困りのことがありましたら何でも遠慮なくご相談ください。
当院は今年の3月に開院したばかりですので、これから地域の皆様と一緒になって、理想的な動物病院をつくりあげていきたいと考えています。開業する際に、設計士の方にお願いして、待合室を広く確保してもらいました。今後はこうしたスペースも活用しながら、単に「病院」というのではなく、地域の皆様が気軽に集うことのできる「寄合所」のような場所になることができたら嬉しいですね。
※上記記事は2015.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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