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篠塚 和明 院長
シノヅカ カズアキ
KAZUAKI SHINOZUKA |
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しのづか歯科医院 |
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生年月日:1962年8月2日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:B型 |
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趣味・特技:ダイビング、スキー |
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好きな映画:ALWAYS3丁目の夕日 |
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好きな言葉・座右の銘:情けは人のためならず |
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好きな音楽:洋楽全般 |
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好きな場所・観光地:グアム、セブ島 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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私は東京墨田区の生まれで、父が歯科医師でした。4人兄姉の末っ子になりますが、私を含め兄姉みな歯科関係に進んでいるんです。家族間の話題も歯科に関することが多かったと記憶していますし、自然とこの道に進んでいったというのが正直なところかと思います。
父はすでに他界してしまっていますが、いわゆる地域密着型の歯医者さんという感じがありました。近所の方から慕われ尊敬される存在であり、私はそんな父を誇りに思い、「いつか父のように…」というのが歯科医師になってからの目標となりました。
神奈川歯科大学を卒業後、同大学口腔外科に進みました。そちらで約12年を過ごし、2001年に住まいのあったこの街に『しのづか歯科医院』を開院しました。 この新宿というところは、駅から離れていて、今はバスが目の前を通っていますけども当時はバスもなく、言葉は悪いですが、「陸の孤島」という感がありました。歩いていける範囲には歯科医院もなく、この近くにお住まいのご年配の方は苦労をして駅前の歯科医院に行っていたという方が少なくありませんでした。遠くからお越しくださる方ももちろんありがたいことではありますが、私としては父にならい、近くの方をこそ大切にしたいと考えています。 |
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■『しのづか歯科医院』では、何を重視して診療に臨まれていますか? |
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私はかつて海外医療のボランティア団体に所属し、フィリピンのセブ島を中心とした地域に赴いて歯科診療をおこなっていたことがあります。スラムと言われる地域。体育館の一角で2日、ないしは3日という限られた期間に1,000人という数の人を診ていたのです。 そこでは、過去に歯医者さんに診てもらった経験のある方は数少なく、そのほとんどが経済的な余裕がないという事情によるものでした。 翻って日本には国民皆保険というものがあり、なおかつ東京都においては子供の医療費も免除されています。しかし、にもかかわらず、未受診率は必ずしも低くありません。それはなぜか? 私が自分の医院を開くにあたり、考えたことでした。
当院では時間というものに重点を置いています。というのも、大人の方、特に働いている方は診療に行くための時間が限られることが歯科医院から足が遠のく大きな理由の一つになっているからだと思います。何時に始めて何時には必ず終わる。予定通りに診療が終わってこそ患者さんは安心して通院を続けることが出来ます。患者さんの間と間に充分なゆとりをもって予約をお取りすることで、時間を守ると同時に、丁寧で納得のいく治療が可能になると考えています。 また、当院が初めての方には30分という時間をとって充分な説明をおこない、患者さんに納得していただいてからの治療を心掛けています。 |
■お子さんの診療に加え、小さなお子さんを抱えたお母さんの診療についてお話しください。 |
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お子さんに関しては、「いかにして怖がらせないか」ということが重要で、そのためには充分なコミュニケーションが必須となります。当院では診療時間の大半をお子さんとの会話に当て、信頼関係を作った上で診療に臨んでいます。
お子さんも大事ですが、お母さんご自身が医療に掛かってないという例が多いと思います。小さなお子さんを連れていると、「子供を見てくれる人がいないし」「他の方に迷惑が掛かるから…」というのが実情のようです。 当院ではスタッフが赤ちゃんを抱っこしたり遊んでいる間にお母さんを診療するという体制をとっています。お母さんにしても、子供がすぐ近くにいるからすごく安心出来るようですね。それから、先程申しましたように充分なゆとりを持って予約をお取りしていますので、そもそも、その方以外に患者さんがいることが少ないということがあります。ですから、お子さんが走り回ろうと、お母さんが過分な心配をされる必要がないのです。 ご自分の身体は二の次とするのではなく、お子さんのためにも、まずはお母さん自身が健康でいて欲しいと思いますし、その一助となれればと考えています。 |
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■口腔外科ご出身であることのメリットを教えていただけますか? |
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私が口腔外科に進んだ理由の1つに、お口の中にある様々な疾患を診たとき、的確な診断が出来るようにということがありました。例えば口内炎1つとってみても、それが良性なのか悪性なのかは外科的な知識がなければ見落としてしまう危険性があります。悪性の場合、適切な処置をおこなわないと患者さんにとって致命的なことに至るケースも多々あり、実際大学病院時代にはそうした例を多く見てきました。
重大な疾患に対して開業医としての設備では自ずと限界というものはありますが、経験に基づいた疾患の早期発見と、適切な診断をおこなうことにより、致命的な事態におちいることを防ぐことが出来るものと考えています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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私は下町で育った人間ですから、「ちょっと行ってくるよ」という具合に、普段着で気軽に訪れることの出来るような、患者さんとの距離の近い歯科医院でありたいと考えています。そしてなおかつ、子供やお年寄りに好かれる歯医者でありたいというのが一番の目標です。 当院では良質な保険診療を心掛け、通院の負担を出来る限り軽減することにも努めています。お口に関する悩み事がありましたらどうぞ気軽にご相談ください。優しく通いやすい歯医者さんとして、皆様の期待に応えていきたいと思っています。
※上記記事は2013.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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