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八木橋 潔 院長
ヤギハシ キヨシ
KIYOSHI YAGIHASHI |
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八木橋眼科医院 |
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生年月日:1957年5月18日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:ウォーキング(犬の散歩) |
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好きな本・愛読書:塩野七生や陳舜臣の作品 |
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好きな映画:スター・ウォーズ、スター・トレック |
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好きな言葉・座右の銘:見聞を広める |
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好きな音楽・アーティスト:クラシック(ピアノ) |
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好きな場所・観光地:ウイーン、京都 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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父も眼科医をしており、小さい頃から仕事の話などもよく聞かされていましたので、半ば自然の成り行きで私も眼科医の道を志すようになりました。今になって思うのですが、もしかしたら父の方でも「私に跡を継いでもらいたい」と思って、意図的に仕事の話を聞かせていたのかもしれませんね(笑)。
高校時代は物理が好きで、電子工学に興味を持った時期もあったのですが、最終的にはかねてより志望していた通り、医学部に入学。素晴らしい先生たちにご指導いただき、またその講義に深い感銘を受けながら、大学院では主に網膜について研究しました。大学院卒業後は、湯河原にある厚生年金病院に医長として赴任しまして、3年間勤務した後に、八木橋眼科医院で働くようになりました。その頃は父もまだ現役でしたので、すぐそばで、開業のノウハウを含めていろいろなことを学ばせてもらいました。その意味では、大学時代の恩師や父など、尊敬すべき人たちから多くのことを学び、導かれるようにして歩んできたこれまでだったように思います。 |
■『八木橋眼科医院』の特徴を教えてください。 |
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治療に際して、点眼薬などを主体にしつつも補助として漢方薬も使用している点は、当院の特徴のひとつだと思います。
とは言っても昔からずっとそうだったわけではなく、漢方薬を治療に取り入れるようになったのは10年ほど前のことで、とある方から漢方に関する講演会に誘われたのがきっかけです。そのときに講演されたのは、大野修嗣先生といって現代漢方医学の第一人者の方だったのですが、これまで東洋医学についてまったく学んだことのなかった私にとって先生のお話は目から鱗どころか、カルチャーショックと言っても良いくらいに衝撃的で、かつ示唆に富むものでした。
眼科と漢方薬という組み合わせにピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、わかりやすいところで言えば、たとえば風邪薬としてお馴染みの葛根湯などは、結膜炎を始めとした炎症疾患の治療にも用いられます。漢方薬というのは、今風の言葉で言うなら「オーダーメイド型の医療」ですので、当院では患者様のお話をよく伺ったうえで、お一人お一人に合わせて処方させていただいています。 |
■来院される患者様についてお聞かせください。 |
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当院は父の代から数えますと、もう40年以上にわたってこの地で開業していますので、患者様に関しましても、古くからお付き合いさせていただいている方がたいへん多くなっています。これからも変わらずに、地域密着型の眼科医院であり続けたいと思っています。
また最近では、コンタクトレンズの処方を希望される患者様も増えています。コンタクトレンズのトラブルに関するニュースが時折話題になりますが、そのほとんどは、ルールを守らずに誤った使い方をしていることが原因です。そこで当院では、特に初めてコンタクトレンズを使用される患者様に対しましては、使用方法に関する指導などもしっかりと行うようにしています。その人の眼の状態や生活習慣を踏まえた適切なアドバイスができるのも、患者様との付き合いが長いからこそ、とも言えるかもしれませんね。 |
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■仕事をする上で心がけていることなどはありますか? |
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診察や治療はもちろんなのですが、それと同じくらい、患者様に対する説明という部分にも力を入れています。たとえば慢性疾患の場合、点眼などの治療は長期にわたります。内容も目的もよくわからずに、ただ「医者に言われたから」という理由だけでは、患者様にとっても治療のモチベーションを保っていくのは難しいと思います。途中で治療を投げ出してしまい、ブランクが空いた間に症状が悪化してしまうといったケースは絶対に避けたいものです。
当院では、単にわかりやすく説明するだけではなく、治療の内容や目的を患者様にきちんと理解していただくことに重きを置いています。「言われたからやる」というのではなく、「自分の健康は自分で管理する」といった自発的な姿勢がとても大事で、患者様の気持ちや姿勢をそのように持っていくことも、医者の大事な役目だと思っています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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病気になってから治そうとすると経済的にも時間的にもロスが大きくなりますので、やはり病気になる前の予防というのがとても大切になってきます。ただし、これがたとえば歯などですと、予防歯科といって定期的に歯科医院に通って検診してもらうことが一般的になりつつありますが、眼の場合には、そうした習慣付けはなかなか難しいものです。ですので、お子様でしたら3歳児検診、大人の方でしたら45歳と60歳時の検診など公的な検診を上手に活用していただければと思います。実際に、検診がきっかけで眼の病気(緑内障、眼の癌など)の早期発見につながったケースも多々あります。特に眼の病気の場合、自覚症状を感じたときには既に病状がだいぶ進行してしまっていることがほとんどですので、早め早めの対応をおすすめします。
※上記記事は2013.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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