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阿久津 功 院長
アクツ イサオ
ISAO AKUTSU |
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かめあり歯科クリニック |
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生年月日:1960年9月23日 |
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出身地:栃木県 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:フェンシング |
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好きな本・愛読書:夏目漱石 |
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好きな映画:たそがれ清兵衛 |
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好きな言葉・座右の銘:品位と威厳 |
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好きな音楽・アーティスト:60'、70'洋楽ポップス・リチャード・クレイダーマン |
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好きな場所・観光地:カナディアンロッキー、オーストリア |
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■この道を志したきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。 |
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医科の心療内科という分野に興味があり、そちらか、歯科で悩んでいた時期がありましたが、最終的に歯科を選びました。私の父は非常に歯が悪く、そのことで悩んでいる姿を見てましたから、歯科に進めば何かいい方法が見つかるのではないかと考えたのです。その点では、少し遅かったという感はありますが(苦笑)。
大学をを卒業後、歯周病を専門に学ぶため岡山大学大学院歯学研究科へと進みました。その後、愛知と埼玉の歯科医院で研鑽を積み、1998年に『かめあり歯科クリニック』を開院しました。当院はインプラント治療を中心に良質の歯科医療を提供していきたいと考えています。 |
■『かめあり歯科クリニック』の診療方針をご説明ください。 |
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『かめあり歯科クリニッック』では、一口腔一単位の治療をおこなっています。一口腔一単位とは、噛むことに関わる全てをひとつの単位とみることを意味します。
歯の症状は、全て原因があって結果が出てきます。それは食生活に原因があるのかもしれませんし、歯並びやストレス、全身疾患、あるいは噛み締めが強いことで歯にひび割れを起こし、それを原因とするものかもしれません。また、1本虫歯が出来ているということは、お口の中全体が虫歯になりやすい状況にあるとも考えられます。
つまりは、症状の起こっている部分だけを見ていたのではリスクを取り去ることにはならないということです。長期的にいい結果をもたらすために、ひとつのお口の中をひとつの単位として捉え、全体的なバランスを考えながら治療をおこなっていくことが非常に重要になってきます。 |
■歯周病治療とインプラント治療との関連性についてお話しください。 |
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歯周病治療をしていく上で、どうしても限界というものが存在します。私が大学院時代に経験した例になりますが、上の前歯が6本しか残っていない患者さんがいらっしゃいました。入れ歯を入れ、色々と手を尽くしたものの、いかんせん残念な結果となってしまいました。
入れ歯では残った歯に負担が掛かってしまう。ならばどうするか。インプラントは人工の歯ですが、インプラントを入れることにより現在残っている歯を守ることが可能だという結論に達しました。先程も述べましたが、インプラント治療も一口腔一単位の考えに基づいて計画を立てていくことが大切になります。そして、インプラントを含めた歯全体を守るために、継続的な検診が必要不可欠となります。患者さんとしっかりとコミュニケーションを図り、全てを理解していただけるように努め、長いお付き合いをしていきたいと考えています。 |
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■診療をおこなう上で、こだわってらっしゃることはございますか? |
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顕微鏡(マイクロスコープ)による診療は、特にこだわっている部分と言えるかと思います。最近の傾向として、昔に比べ非常に強い接着剤が治療に用いられるようになりました。この接着剤ですが、これが歯の周りに残ることで歯肉に炎症が起きるというケースが見受けられます。肉眼で接着剤の取り残しを完全に除くことは難しく、そのため当院では顕微鏡の力を借りて取り残しがないよう施術をおこなっています。
せっかくお越しいただいて、なおかつ相応の時間と費用が掛かっているわけですから、少なくとも以前よりは良い状態に持っていかないことには意味がありません。まして、治療によって生じてしまうかもしれないリスクは、徹底して排除していかなければならないと考えています。 |
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■最後に、地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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歯周病治療には、2つの基本があると言われています。それが、炎症のコントロールと力のコントロールです。炎症のコントロールとは、皆様もご存知のプラークコントロールのことで、それプラス、噛む力をコントロールすることが歯を守る上で非常に重要になります。
噛む力=噛み合わせの調整とお考えください。これはマウスピースを用いて調整することもあれば、歯を削って対処するケースも存在します。歯がお互いに当たってない状態ですとマウスピースによる調整では対応しきれないこともあるからです。つまり、健康な歯を削る可能性があり得るということになります。
健康な歯を削るということに関して、感情的に敬遠される方が多くいらっしゃるのは、無理からぬことかもしれません。しかし、長期的な視野で歯周病をしっかりとコントロールするためには、精度の高い診査に基づいて、少しずつ"削る"ということが必要な場合もあるのです。
私達歯科医師は、ただ治療のためだけに存在するのではありません。歯を守るにはどうするべきなのか。その観点に則って、皆様に歯について理解を深めていただく責務があると考えています。 |
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