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伊藤 博志 院長
イトウ ヒロシ
HIROSHI ITO |
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高山整形外科病院 |
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生年月日:1955年5月31日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:食べ歩き、ワイン、旅行 |
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好きな本・愛読書:推理小説 |
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好きな映画:ロッキー |
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好きな言葉・座右の銘:変えることを変える勇気と、変えることが出来ないことを知る叡智を持て |
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好きな音楽・アーティスト:ビートルズ |
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好きな場所・観光地:湯布院、京都 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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小学校の卒業文集には「将来、“整形外科の”お医者さんになります」と書いてあります。私は小学校5年生の時にサッカーで足を骨折して、整形外科にお世話になったことがありました。ただお医者さんではなく、「整形外科の・・・」となったのはその時の印象が強く残っていたのかもしれませんね。「医者になりたい」と思った最初の動機からしてそれですから、大人になって医学部へと進学し、専門を選ぶ段階になっても迷いはありませんでした。向き不向きは入ってからでないとわからないものですが、ポリクリ(病院実習)で各科を廻っていた段階で、「やっぱりここだ」という風に思えた記憶があります。
大学を卒業してからは、慈恵医大の医局に籍を置いて大学と地方の関連病院を行き来する生活が始まりました。長野県や静岡、新潟等、様々な場所を見てきました。中でも新潟の津南町は印象に残っています。豪雪地帯として有名なところですが、ここへは家族で行っていたものですから、なおさら思い入れも強いものがありますね。
『高山整形外科病院』に縁が出来たのは1985年のことになります。ちょうど私の先輩にあたる先生が独立されるということになり、手術のために「ちょっと手伝いに来てくれ」と言われたのです。最初は月に1回。それが月に2回となり、いつのまにか毎週金曜日には必ず居るようになっていました(笑)。副院長として正式に参ったのはそれからほどなくしてのことで、2001年より、先代の高山院長から院長職を承り、今に至るということになります。 |
■『高山整形外科病院』の概要をお聞かせください。 |
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『高山整形外科病院』は昭和37年(1962年)に創業し、昨年(2012年)、創立50周年を迎えました。開院当初は整形外科という分野がまだ充分には認知されていなかった時代のことで、先代院長が全国に先駆けて、整形外科の単科病院として作られた病院ということになります。
現在は常勤の医師が6名に非常勤が7名、他に麻酔科の専門医が常に在籍しています。まずは一般整形外科として診察をおこない、その後に脊椎、脊髄、膝、股関節、肩等に分かれ、各部門の専門医が診るという体制をとっています。 |
■診療全般における特徴を教えてください。 |
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キュアとケア。その両方をバランスよく診ていくというのが本院の特徴だと考えています。キュアとは治療を指し、注射や手術といった医師が主体となっておこなうものであり、疾患の改善をはかるには、リハビリに代表されるその後のケアが非常に重要になってきます。
メタボリックシンドロームという言葉は皆さんご存知かと思います。では、ロコモティブシンドロームという言葉はいかがでしょうか? これは運動器症候群を意味し、老化という誰もが避けることの出来ない現象に対し、自分の身体を動かすことの重要性を問うものです。
当院では適切な運動指導と並び、管理栄養士による栄養指導も併せておこなっています。例えば膝が悪い方にとって太り過ぎは過度な負担が掛かることになりますし、運動だけしていれば解決するというわけにはいきません。食生活から全てを見ていかないと上手くはいかないものなのです。私どもはその方の生活全般におけるケアを診療の根幹と位置づけ、治療と並行してその指導と啓蒙を担っていきたいと考えています。 |
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■診療に際して、皆さんが心掛けていることをお聞かせください。 |
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大学病院などでは無理からぬ面もありますが、今のように医療が細分化されていきますと、患者さんというより、その部位だけを診てしまう傾向があるように思います。
当院ではそれに対して、患者さんを全体として捉えていきたいと考えています。お顔を拝見するのはもちろん、お話もしっかりと伺い、あとはやはり、直接ふれるということです。写真だけ、カルテだけを見て診療をおこなうのではなく、その方としっかりと向き合いながら真摯に診療にとりくんでいきたいと考えています。 |
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■最後に、地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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最近特に多いと感じますのが、お子さんの骨折になります。お子さんの場合、腫れが強かったり単に骨折を診るというだけでは済まないことも多く、非常に難しい面があります。その点、当院では麻酔科の医師が常駐していますので、様々なケースに対応出来ると考えています。
腰痛や肩こり等、慢性の痛みで悩まれているのであれば、まずはお気軽に相談ください。痛みが生じる原因を推察し、状況によっては他科の先生とも協力して、悩みが解消する道筋をしっかりとつけていきます。地域と共にある病院として、皆様の健康のお役に立つべくこれからも一生懸命励んでまいりたいと考えています。
※上記記事は2013.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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