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伊東 秀行 院長
イトウ ヒデユキ
HIDEYUKI ITO |
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ベルノス動物病院 |
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生年月日:1961年3月28日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:O型 |
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趣味・特技:ドライブ、病院のリフォーム計画 |
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好きな本・愛読書:トレッキング雑誌、「パーティー学」(川喜田二郎) |
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好きな映画:ドクター、50回目のファースト・キス(獣医師が主人公の映画です。) |
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好きな言葉・座右の銘:刻苦勉励ときどき遊び |
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好きな音楽:Hawaii KINE-FM(1051) |
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好きな場所・観光地:上高地、立山室堂、湘南海岸 |
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■獣医師を志したきっかけ、開業に至るまでの経緯を教えてください。 |
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今では想像できないかもしれませんが、昔、この辺りは田畑とか沼地ばかりだったんですね。ですから小さい頃は、ザリガニやタナゴ、あとはバッタなどの昆虫を捕まえてきては飼育したり、観察したりしていました。犬や猫は家庭の事情で飼うことができなかったのですが、よく捨て犬、捨て猫などを拾ってきては、母親に叱られていましたね。
生き物や動物を見ているのが好きだったこと、高校時代に生物学に興味をもったことなどが重なって獣医師になろうと決心しました。でも獣医学部卒業後、すぐに臨床の道に進んだわけではなく、製薬会社の研究所に就職したんです。動物病院の勤務から始めると、社会全体を見渡す視野が狭くなりそうな気がしましたので、その会社では人体用新薬の研究開発に携わり、その後、2つの動物病院で計5年間の臨床経験を積んで、平成4年に当院を開院しました。
獣医師を志したときから親しんでいた地元で開業したかったものですから、この場所を選んだ訳です。 |
■貴院の特徴を教えてください。 |
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動物医療の場において最も大切なものは、最先端の医療機器や最新の医薬品などももちろんですが、何より機知に富む有能なスタッフが第一だと考えています。 そのため、当院では人材育成に力を入れ、獣医師とスタッフが連携を取りながらチーム医療に取り組むようにしています。風通しの良い職場環境を心がけ、それぞれが専門的な立場から、上下関係を問わず、意見を交換しながらベストな治療を施しています。
また、専門的な技術を要する病気の治療は、その分野を得意とする動物病院をご紹介して、専門医と私たち、そして飼い主さまの三者一体型の治療を行います。
そのほか、ペットホテルやトリミングなどのサービスも併設しています。ペットホテル滞在中は、動物病院ならではの独自のメディカルチェックも行っていますので、安心してご利用ください。 |
■治療にあたって心がけていることを教えてください。 |
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飼い主さまに対して、できるだけわかりやすい言葉で丁寧に説明するよう、心がけています。例えば「癌」と「肉腫」の違いを正確に理解できている飼い主さまは少ないと思うんですよね。これらを噛み砕いてわかりやすく説明し、納得していただいた上で治療を行うことが大切だと考えています。
また、仕事の都合で頻繁に通院できないとか、赤ちゃんが生まれたばかりだとか、飼い主さまご自身に身体的な障害があったりだとか、動物を飼う状況は人によってさまざまです。ですから、それぞれの周辺環境に合わせたテーラードの治療やアドバイスをすることが大切だと思っています。 |
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■日々の診療以外にも、さまざまな仕事に取り組まれているそうですが。 |
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そうなんです。現在、東京都動物愛護推進員や公益社団法人でもある東京都獣医師会の共生社会構築委員会など、いくつかの公的な仕事のお手伝いをしています。東京都動物愛護推進員としては、動物愛護に関するアドバイスを行ったり、正しい動物飼育のあり方などをカウンセリングする活動を行っています。
共生社会構築委員会では、「人と動物のより良い共生社会の構築」をスローガンに、自治体に保護・収容された動物の殺処分頭数を減らすためのシステム作りなどを検討しています。通常、犬や猫を飼うときはペットショップに行くのが一般的だと思いますが、自治体の動物愛護相談センターでは、条件さえ満たせば動物の譲渡を受けることが可能なんですね。その動物たちは新しい飼育者が見つからなければ、いずれは殺処分されてしまう子たちです。よく年配の方で、ご自身の年齢と動物の寿命を重ね合わせて動物を飼うことをためらう方がいらっしゃいますが、高齢の犬や猫も数多く収容されているんですよ。私たちにご相談いただければ、譲渡の受け方などのアドバイスでお力になれると思います。
これらの仕事を通じて不幸な犬や猫を減らし、人と動物が仲良く共存できる社会づくりに少しでも貢献できればと思っています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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はい。月に一度は、家族の一員である動物たちをかかりつけの病院に連れて行っていただきたいですね。元気だからといって、飼い主さまの足が動物病院から遠のくことが一番心配すべきことなんです。散歩のついでにちょっと立ち寄ったり、体重を測りに行くだけでも構いません。獣医師は皆プロフェッショナルですから、そのときの動物のちょっとしたしぐさや行動、飼い主さまとの短い会話のやり取りから、瞬時に動物の異常を見つけ出してしまうこともめずらしくありません。
当院では、これからも飼い主さまが通いやすく、敷居の低い動物病院であり続けたいと考えています。病気やケガのみならず、どんなことでもご相談ください。おしゃべり自慢のスタッフたちがお待ちしています。
※上記記事は2013.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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