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齋藤 善 院長
サイトウ タダシ
TADASHI SAITO |
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たからまち整形外科 |
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出身地:埼玉県 |
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趣味:料理、旅行、読書、朝ドラ鑑賞 |
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好きな本:『日本料理の贅沢』神田裕行著、『神々の山嶺』夢枕獏著、『間抜けの構造』ビートたけし著 |
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好きな映画:『男はつらいよ 』シリーズ |
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好きな言葉:『仕事が楽しみならば人生は楽園だ。仕事が義務ならば人生は地獄だ』 |
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好きなアーティスト:MISIA、宇多田ヒカル、斉藤和義 |
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好きな場所:キッチン |
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■母校の大学病院を中心に、整形外科医として経験を積む |
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私が子どものころ、遊んでいるときに転落してしまい、二度にわたって骨折したことがありました。一度目は幼稚園のときに一ヶ月ほどの入院を経験し、二度目は小学生のとき患部をギプスで固定していました。こうして度々医療のお世話になったことが、医師を志すきっかけになったのだと思います。また、専門を整形外科に決めたことについても、思いがけないケガがきっかけでした。
大学時代は相撲部に所属していたのですが、卒業試験中に右手をケガしてしまいました。利き腕を固定されながらの試験勉強は大変でしたが、このとき治療してくださった先生の言葉が大きな励みになりました。私は以前からマイクロサージャリー(手術用顕微鏡などを使って行われる微細な手術)に興味をもっていたのですが、当時のフランスやアメリカではすでに漫画「ブラック・ジャック」の世界のような同種移植が現実のものとなりつつありました。先生は、既に手技は可能であり、近いうちに日本でもそうした治療が可能になるだろうとおっしゃり、私はこの道に進みたいという想いを強くしました。医師になってからは整形外科の中でも特に「手の外科」を専門にし、母校の大学で12年にわたり研鑽を積みました。 |
■医師と理学療法士が連携。整形外科・リハビリテーション科を柱に、地域住民の健康を支えていく |
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この場所にはもともと梶原医院だけがあり、その敷地を拡張して新たに2階建てのクリニックモールができました。当院はその1階に入っているわけですが、整形外科に加えて内科や皮膚科、眼科、歯科医院など、同じ建物内に複数のクリニックが集まっていることは、地域のみなさまにとってもメリットが大きいのではないでしょうか。
『たからまち整形外科』では、整形外科とリハビリテーション科を大きな柱に、つらい痛みをはじめとした運動器の疾患に対応しています。
当院のリハビリテーションの特徴は物療器機いわゆる電気治療器を置かないことです。物療器機の効果は重々承知しておりますが、大勢の患者さんが物療器機を利用するとどうしてもリハビリテーション室が密になってしまいます。このご時世ですので密にならず患者様が安心してリハビリに専念できるようにしたいと考え、理学療法士の手技のみで治療していきます。リハビリは完全予約制ですので待ち時間も少なくなるようにしています。 |
■オーダーメイドの治療計画を作成し、効率的なリハビリを行う |
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来院される患者さんは赤ちゃんからご高齢の方まで幅広く、ご相談いただく内容もさまざまです。最近は、在宅勤務による首や肩の痛みを訴えて受診なさる方も増えています。お子さんについては部活動のケガなどが多く、大人の患者さんからは腰やひざの痛みをご相談いただくことが多いでしょうか。いずれの場合も、必要な検査をして的確な診断をつけ、それぞれの患者さんに適した治療をご提供するのが私の役割だと考えています。
幸い当院では関節と骨の評価に適したCT検査が行えますし、必要があれば四つ木にある本院(よつぎ整形外科内科)と連携してMRI検査を行える点も強みです。最新鋭のCT装置による的確な診断をもとに、医師と理学療法士が連携してオーダーメイドの治療計画を作成し、治療の一貫として効率的なリハビリを行います。
医師である私は患者さんの痛みを取り去るような治療がメインとなりますが、理学療法士によるリハビリや手技を組み合わせることにより、お一人おひとりに適した適切な治療プログラムをご提案しています。たとえば、腰痛ですが、体を捻った際に誘発される痛みであれば、腰椎椎間関節の変形による炎症が原因なことが多いです。CT検査で変性部位を同定し、そこにブロック注射を行い、痛みを軽減させ、再発予防にリハビリテーションを組み合わせています。
私たちが重視しているもう一つが理学療法士によるリハビリテーションです。ご高齢の患者さんであれば日常生活に支障がないように、スポーツによるケガの場合は競技への復帰を目指して、効率的かつ無理のない範囲でリハビリを進めます。当院は、待合室のすぐお隣にリハビリテーション室があり、正面の壁には鏡を設置しています。これにより、室内は広々とした雰囲気になっており、患者さんはみなさんご自分の姿勢も確認しながらリハビリメニューに取り組んでいらっしゃいます。 |
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■患者さんの声に耳を傾け、お一人おひとりに寄り添っていく |
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治療において、常に考えているのは、「既存の環境に対し、いかに最小限の治療で、最大限の活動性を引き出すことができるかということ」です。その為に診療の際に心がけるのは、適切な検査、的確な診断です。
ケガの具合や症例によっても異なりますが、基本的にはまず患者さんの訴えに耳を傾け、患部に触れ、超音波、レントゲンやCT検査の結果と照らし合わせてきちんとした診断をつけることを心掛けています。もちろん、ただ単にお話を伺うだけではなく、診察室にお入りになるとき・お帰りになるときの様子にも目配りをするなど、スタッフ皆の目も借りながら、さまざまな角度から痛みの原因を探るようにしています。
医師になってからこれまで、大学病院で診療にあたるほか、在宅医療に携わった時期もありました。年齢も性別も、生活環境も異なる患者さんとお付き合いさせていただき、お一人おひとりに寄り添うような気持ちで診療してきました。つらい痛みが取れて患者さんが笑顔になり、感謝の言葉をいただけることは医師として何よりうれしいものです。当院においても患者さんと同じ目線で考え、その方にとって一番いい治療ができるように力を尽くしたいと思っています。 |
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■これから受診される患者さんへ |
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『たからまち整形外科』は、「お花茶屋駅」から徒歩4分のクリニックモール内1階にあります。当院へは、京成タウンバスの「お花茶屋駅」からもお越しいただけるほか、敷地内には3台分の駐車場の他、駐輪場もご用意しています。
最新鋭のCT装置による的確な診断と適切な治療、医師と理学療法士が連携して行うリハビリテーションが当院の特長です。さらに、クリニックモール内の内科や眼科などと情報を共有しながら、地域のみなさまの健康を見守っていきたいと思います。つらい痛みなどお困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
※上記記事は2021年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。 |
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