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田中 照郎 塾長
タナカ テルオ
TERUO TANAKA |
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田中学院 |
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生年月日:6月12日 |
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出身地:東京都 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:読書、映画鑑賞、オーディオ鑑賞、パソコン |
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好きな本・愛読書:その時その時、興味のあるものを読みます。 |
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好きな映画:ゴジラシリーズ/小津安二郎、黒澤明、山田洋次ほか |
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好きな言葉・座右の銘:千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず |
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好きな音楽:クラシックなど |
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好きな場所・観光地:色々な街を散策すること |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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この仕事を始める以前、私は埼玉の公立中学校で社会科の教員をしていました。ただ、無理がたたったのか、30代になって体調を崩してしまい、教職を引かざるをえなくなったのです。教育というものに関心を持ち続けたことには変わりはなかったのですけどね。
その前後くらいだったでしょうか。実家のほうで貸していたテナントさんが引っ越されてしまい、1つ場所が空いたという状況が起こりました。そのままにしておくのもなんですから、私がその場所を借り受けて始めたのがこの仕事だったのです。当時は私自身のリハビリを兼ねて、という部分もあったかもしれませんね(苦笑)。それから数えてみれば27年。考えてみると随分時が経ったものだなあと、今にして思うことがあります。 |
■『田中学院』の教育方針についてご説明ください。 |
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塾を開くにあたり、学校の授業のような形式をとろうとは考えていませんでした。その延長線であることに意味はないと考えたのです。学校とは全く異なる方向性ということで行き着いたのが、「勉強を教えてくれる近所のお兄さん」というスタイルでした。開始当初、私は30代でしたから"お兄さん"ということで。今は、"近所のおじいちゃん"という年になってしまいましたけどね(笑)。
当時から今も塾の形式に大きな違いはありません。こちらでは主要教科の復習から補習、先取り学習から受験準備までを、あくまで子ども達が自主的に進めていきます。こちらは、生徒が勉強をするのを見守り、支えていくというスタンスですね。
『田中学院』では自立型学習ということを要諦にしています。つまり、すべてを子ども達自身で考えておこなう、ということです。例えば、教室には様々なジャンルの本が置いてありますけ。それを読むのは一向に構わない。でも、本を読んでる時間は自分で考えないといけない。10分本を読めば、次の勉強をする。自分の判断で、自分の責任において、行動を律していくということです。自らが考えて勉強に取り組むことで、本当の学力を身につけることにつながり、ひいてはそれが、人として生きる力を養うことにつながっていくと考えています。 |
■子ども達にどんな大人に育って欲しいと考えておられますか? |
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最近よく思いますのが、世に出てやっていける人間になってもらいたい、ということです。もちろん、勉強が出来るということは良いことです。しかし、勉強"だけ"が出来て、果たしてそれで良いのか?というところだと思うのです。
私たちの数年あとの世代は、かつて新人類と呼ばれました。その新人類からさらに世代を経て、今は異星人とか宇宙人とか、色々と呼ばれています。その人達に見られるのがコミュニケーション能力の欠如であり、人付き合いが苦手、という部分です。様々な理由がそこにあることが考えられますが、その1つとしてあるのが、「勉強だけしかしてこなかった」という面だと思われます。私が学生のころも、もうそういう生徒は少しいたのを覚えています。そこで趣味を持つことが大切なのでしょう。
それだけに執着するのも如何なものかと思いますが、それにしても、ないよりは格段に良い。勉強を離れ、趣味や好きなものを持つことが子ども達の未来を救うことになるのではないかと考えています。 |
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■子を持つ親へのアドバイスを何かいただけますか? |
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お母さんやお父さんとの面談の機会を1年に2回は設けています。それはすべて、親御さん達のご協力がなければ、子ども達の健やかな成長はない、という考えてに基づいています。
お母さんやお父さんからしてみれば、「成績が伸びて欲しい」と思われるのはある意味当然のことでしょう。しかし、その弊害として、テストの点数だけを気にされる傾向があることも事実です。しかし、テストの中には例えば平均点が50点もいかないものもあります。そうした時、点数が低くても中身を見てあげて、「ここはよく出来たね」というと、子ども達は嬉しそうな顔をします。それが成功体験となり、子供のやる気を引き出すことがあるのです。
私もこの年になるまで様々な子供を見てきました。その経験を踏まえ、お父さんやお母さん方にアドバイス出来ることもあるかと考えています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」山本五十六が作った(あるいは手直しした)とされる言葉です。
先ごろ「続き」があるのを知りました。「話し合い 耳を傾け 承認し任せてやらねば 人は育たず」「やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず」多くの人々にも考えていただきたいと思っています。『田中学院』では、1ヶ月間の体験授業をおこなっています。ここでの教育方法が全ての子に万能とは申しませんが、まずは体験していただくことで見えてくるものがあると考えています。 お子さんの教育や子育てに関することはいつでもご相談ください。皆さんと一緒にお子さんの成長について考えていきたいと思っています。
※上記記事は2013.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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