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木村 美穂 園長
キムラ ミホ
MIHO KIMURA |
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トゥインクル保育園 |
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生年月日:1958年12月12日 |
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出身地:長崎県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:アンティーク小物収集、車 |
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好きな作家:村上春樹 |
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好きな映画:レ・ミゼラブル |
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好きな言葉・座右の銘:思いやる心 |
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好きな音楽・アーティスト:今井美樹 |
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好きな場所・観光地:長崎、青森 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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私の3歳上の兄がダウン症でした。私は兄に連れ添う形で小さい頃から施設を行ったり来たりしていて、いつの間にか、「この人達の役に立つようになりたい」と考えるようになっていたのです。 考えてみると、それが"保育"との最初の交わりでした。障害の有る無しに関わらず、実際に小さな子達のお世話をしていくうち、この仕事を一生の仕事としたいと考えるようになっていたのです。
結婚するまでは郷里の長崎の保育園で働き、こちらに来てからは、自分の子供がある程度大きくなるのを待ち、住まいの近くの保育園で園長を務めさせていただいていました。そちらで10余年を過ごしたのですが、親の介護などで一旦職場を離れ、自分の周囲の状況が落ち着く段となり、今年(2013年)の8月に、『トゥインクル保育園』を立ち上げるに到りました。
それまで勤めていた保育園では、0歳から未就学児までのお子さんを見ていました。しかし、そうなりますとやはり、大きな子は小さな子に遠慮して動くようになり、また、その逆も多くあるということが気にかかるようになっていました。
『トゥインクル保育園』では、0歳児から2歳児までのお子さんを対象にしています。思う存分遊ぶことの出来る環境を整え、あたたかみのある園でありたいと考えています。 |
■『トゥインクル保育園』のコンセプトを教えてください。 |
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園の名称である"Twinkle"には、キラキラと輝く子ども達の瞳をいつまでも持っていてもらいたいという願いを込めました。
子供を育てる時に、「あれをやってみなさい」「これをやってみなさい」というのは、よくあることですが、それが、「やりなさい」になってしまうと、いつの間にか子ども達は、本当にやりたいことを見つけられなくなってしまいます。親御さんが、我が子に良かれと思い、小さな頃からいろいろさせるのも当然かもしれませんが、それを始める時期は、人としてのベースが出来てからで遅くはないかと思います。自主性や好奇心というもの。それを養う大切な時期が、ちょうどこの年頃なのでないかと思うのです。
子ども達には、園にいる間、のんびりゆっくり、子供のリズムで自由に過ごして欲しいと考えています。その環境が、やりたいことを自分で発見することの出来る人へと育むと信じています。 |
■施設面ではどのような配慮をされていますか? |
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お子さんを預けることに関して、お母さん達が一番心配なのが水や空気といった環境面だと思います。 一例を申し上げますと、園内の木材にはオスモカラーを使用し、ウッドデッキには檜を用いています。オスモカラーとは、自然な植物油と植物ワックスをベースにした塗料で、有害物質を一切含まない安全な素材です。子供って手近なものをガブッてしちゃったり、なめちゃったり、色々するものですよね。でも、ここではそれも大丈夫。当園では安全で安心な環境を提供すべく充分な配慮をしていきたいと考えています。
実はこのニスを紹介してくださったのは地元の工務店さんなんです。私は保育園を開くと決めて初めてこの街に降り立ったものですから、最初は右も左もわからず、考えることが山ほどありました。そこでご助力くださったのが、不動産屋さんであり、工務店さんであり、この街の方々なんです。縁というものに非常に恵まれたと思っていますし、その恩に報いることが出来るよう、少しでも良い保育園にしていきたいと思っています。 |
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■子ども達との日々の中で、どのようなことを心掛けていらっしゃいますか? |
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例えば離乳食ですが、初めてのお子さんという方も多いですから、「どうしたらいいの?」というお母さんは少なくないのです。本を見れば、一応は基本となることは書かれてありますけども、やはりそれは基本でしかなく、お子さんお子さんによって対応は分かれます。「この子はまだですね」とか、「この子はもうちょっと進めていったほうが」という風に、私たち保育士がその子を我が子のように思い、理解し、お母さんにアドバイスを差し上げることが出来ればと考えています。 離乳食の進め方1つとってみてもそうですが、大事なのは、常にお母さんと共にあるということかと思います。おウチと、こちらとで足並みを揃え、その子の成長に最適な選択が出来るよう、その一助となりたいと思っています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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当園は、認可外の保育園となりますが、だからこそ、可能な部分もあると思っています。例えば預かる時間の短いコースから長いコース。預かる日数にしても、13日と17日、1ヵ月といったコースが設定されています。「お仕事また始めようかしら」「少しだけ預けて何かしたいな」という方にも配慮した形となっています。
どんなに良い器を作ったとしても、保育園で大事なのはやはり保育士そのものです。私どもの保育士は、本当に子ども達のことを思い、一生懸命見ていけるスタッフが揃っていると自負しています。それだけは、皆様に自信を持ってお話出来ることだと思っています。
『トゥインクル保育園』では、随時見学をおこなっています。お母さん、お父さんはもちろんのこと、ご家族の方全てが納得のゆくまでご覧ください。 本当に今の親御さんは、お仕事をしながら子育てをされてる方が多く、大変だと思います。その負担を分かち合い、一緒に応援させていただくことで、親子が笑顔で会えるほっと出来る場所でありたいと思っています。
※上記記事は2013.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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