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葛飾区時間
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葛飾区科学教育センター『未来わくわく館』 |
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豊田科学教育センター担当係長&渡辺職員
トヨダ&ワタナベ
TOYODA & WATANABE |
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葛飾区科学教育センター『未来わくわく館』 |
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生年月日:[豊田] 1965年10月11日 [渡辺] 1948年8月29日 |
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出身地:[豊田 ・渡辺]東京都 |
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血液型:[豊田] A型 [渡辺] B型 |
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趣味・特技:[豊田] テニス [渡辺] 読書、とんぼ玉制作 |
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好きな本・愛読書:[豊田] アウトドア雑誌 [渡辺] 司馬遼太郎、有川浩 |
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好きな映画:[豊田 ・渡辺] アクション |
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好きな言葉・座右の銘:[豊田] 誠 [渡辺] プラス思考 |
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好きな音楽・アーティスト:[豊田] ケツメイシ [渡辺] ゆず |
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好きな場所・観光地:[豊田] 高原 [渡辺] 『未来わくわく館』 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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【豊田 進 科学教育センター担当係長】
理科系学力の低下が著しいと言われている昨今、子ども達の理科への興味や関心を高め科学的な考え方を育むことを目的とし、今年(2013年)の4月に葛飾区科学教育センター『未来わくわく館』はオープンしました。
大学の施設内(東京理科大学葛飾キャンパス内)にこうした公共の施設が入ること自体非常に珍しいことであり、東京理科大学さんの協力を仰ぎながら全く新しい形の地域開放型施設になっていると思います。
私は区の職員という立場からこのプロジェクトに関わり始め、館がオープンした今、主に裏方として当館の運営をサポートしています。
【渡辺 幸雄 講師】
私はこれ以前に高砂にあった科学教育センターに勤務していました。"ここ"と同じ名前なわけですが、以前の科学教育センターの機能を全て移転した形で、それと同時に私も赴任してきたということになります。
前職で私は区立中学校の校長を務めていました。理科の教員としての知識と経験を活かし、『未来わくわく館』設立の目的を少しでも達成すべく力を尽くしていきたいと考えています。 |
■体験型施設の一例をご紹介ください。 |
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【豊田 進 科学教育センター担当係長】
当館は体験型の展示施設となっており、小さなお子さんから大人の方まで楽しんでいただけます。エントランスを通ってすぐ目に入るのが「水」「空気」「光」を扱った各種のラボになります。順々に紹介しますと、「水のラボ」では、水の力を利用した水車や渦のメカニズムをご覧いただくことが出来ます。通常、渦は"上からしか"見ることが出来ないものですが、ここではそれを真横からご覧いただくことが出来るようになっています。
「光のラボ」も見えるということに着目したものになっていて、これもやはり通常は見ることの出来ないリモコンの赤外線の光等をご覧いただくことが出来ます。
【渡辺 幸雄 講師】
この施設のポイントは、全てが透明な造りになっていることです。目に見えることにより、仕組みを理解し、ひいてはそれが興味へとつながっていくのですね。
「空気のラボ」では、風速12メートルの強風を体験出来ます。強風体験ブースは最も人気があるコーナーで、小さい子ども達は本当夢中になっています。 |
■科学講座も並行しておこなわれているそうですね? |
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【渡辺 幸雄 講師】
当館においては小学生や中学生を対象に科学教室がおこなわれています。また、その他、葛飾区民を対象に広く体験型講座を開設しています。
とんぼ玉というものを皆さんはご存知でしょうか? とんぼ玉とは、穴の開いたガラス玉の総称です。講座では、このとんぼ玉を皆さんで製作することもしています。色々なガラスを組み合せることによって色鮮やかな模様を生み出せるんですが、思い通りの色を出すには多少、慣れる時間が必要になります(笑)。でも、だからこそ、出来た時の喜びが増すんですね。大人であっても子供であってもそれは同じことで、皆さんの素晴らしい笑顔を見れるのが、我々の励みにもなっています。 |
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■来館される方々について。また、今度の取り組みについてお話しください。 |
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【豊田 進 科学教育センター担当係長】
平日の午前中はベビーカーを押したお母さんが多くいらっしゃっています。これが午後になりますと、段々と子ども達の姿が目立つようになります。私たちにとって意外だったのが熟年層の方々を多く見受けることです。学内の学食なども利用出来るということで、ちょっとした交流の場になっているのかもしれません。
おかげ様で開館以来、延べ3万人を超える方がお見えになりました。今後は東京理科大学さんにもご協力をいただき、展示物等の充実を図っていきたいと考えています。
【渡辺 幸雄 講師】
理科大生といえばすでに様々なイベントに協力いただいていて、例えば、子ども達を対象とした実験教室がそれに該当します。テレビで見た「あの不思議」を目の前で体験することで、子ども達が理科をドンドン好きになってもらえたら嬉しいですね。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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【豊田 進 科学教育センター担当係長】
東京理科大学葛飾キャンパスにある地域開放型の無料施設というメリットを生かし、今後もより多くの方に足を運んでいただければと思っています。是非ここで科学の面白さを体感していただきたいですね。
【渡辺 幸雄 講師】
やはり、「科学の面白さを伝えたい」ということに尽きるんではないでしょうか。長じればそれが「科学で考える力」というものにつながっていきますし、ここを訪れることにより、子ども達の大いなる可能性の扉が開かれていくことを期待しています。
※上記記事は2013.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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