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湯原 しのぶ 代表
ユハラ シノブ
SHINOBU YUHARA |
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Be-Kidz! |
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生年月日:1968年9月17日 |
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出身地:茨城県 |
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血液型:A型 |
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趣味・特技:工作、子どもと遊ぶ事 |
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好きな本・愛読書:幼児教育関係からエッセイまで何でも読みます。 |
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好きな映画:ホラー映画だけは苦手です。 |
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好きな言葉・座右の銘:ありがとう |
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好きな音楽・アーティスト:環境音楽・ボサノバ・80年代の曲 |
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好きな場所・観光地:自然を感じられる場所 |
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■この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。 |
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私は総合商社の営業をしていて、出産後も育児休暇が明けたら職場に復帰する予定でした。ところが、息子の病気などがあって断念しました。もともと家でジッとしていられない性格なものですから、自宅でも何か仕事ができないかと考えたわけです。学生時代に学んだ英語は仕事でも使い続けていましたから、まずは小さなお子さん向けの英語教室を開こうと考えました。ビジネス英語には自信を持っていたものの実際に教える立場になってみるとまた違う難しさを感じ、英国発祥の「チャイルドマインダー」の資格を取得。子供向け英語イベントや自由が丘の英語保育園で働くなどして経験を重ねました。実際にお教室を開いてみるとお子さんを連れていらっしゃるママたちが子育ての悩みやママ同士のお付き合いなど、たくさんの悩みを抱えていることを知ったんです。ママの精神状態はお子さんにも影響をあたえるもの。子育てに頑張るママたちを元気にしてさしあげたいという思いもあって、JAA認定のアロマコーディネーターの資格も取得しました。 |
■『Be-Kidz!』についてご紹介ください。 |
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『Be-Kidz!』の活動をひと言でお伝えするのは難しいのですが、大きな柱となるのは3才~11才までのお子さんが通われている「自宅寺子屋クラス」です。自宅のリビングで行う最大4名までの少人数クラスで、レッスンの半分は英語を使って進めているんですよ。また、1才~3才のお子さんと保護者の方を対象にした「親子サークル」では、アロマを使ったハンドクリーム作りなどをしています。2才の子がママの手をマッサージしてあげながら「ママ、ありがとう」なんて言うと、ママたちは思わずウルッとしちゃうんですよ。そのほか、児童館や小学校にお邪魔して読み聞かせをしたり、英語に親しんでもらうための時間をお手伝いする活動なども続けています。図書館をはじめとした各種イベントなどへの参加依頼を受けることもあって、いつも忙しく飛び回っていますね。それでも「とにかく子供が好き!」という思いでスタートした『Be-Kidz!』。たくさんの子供たちと触れ合うことで、私自身もパワーをもらいながら頑張っています。 |
■「自宅寺子屋クラス」とはどんなレッスンですか? |
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週に一度1時間のレッスンには、とくに決められたカリキュラムなどはありません。英語を中心に、国語・算数・理科・社会、何でも教えているんですよ。「アロマ香育」もその一つで、子供たちに自分が好きだと思う香りを選んでもらうんです。香りにはその時の気分や悩みなどが自然とあらわれるもの。一人ひとりが置かれている状況や悩みを知ることで、その子の心に寄り添った指導ができれば、と思っています。
まず幼児クラスを例にとってお話しましょう。たとえば、「今日はバナナの日!」と決めたら、これなんだゲーム(What's this?)から始めます。バナナの香りを嗅いでから皮をむき、ビニール袋に入れたバナナの実を手でつぶしたら、ブレンダーに入れてバナナジュースの出来上がり! 実際にバナナジュースを飲んでみます。最後に絵を描きます。バナナって、どこからやって来るの? どんな香りがするの? どんな手触りなの? どんな味なの・・・? 五感をフルに使って体感しながら、理科、社会、食育など、いろいろな知識を吸収してもらうわけです。子供たちに作業を指示する言葉は、ほとんどが英語。一連の動きを通して単語を学ぶことで、英語をもっと身近に感じてもらえるようです。
また、日常会話程度の英語が話せるようになったクラスを連れて、浅草の仲見世通りに出かけたこともありました。子供達に与えたのは、浅草観光に訪れている外国の方に英語で話しかけ、(1)どの国から来たのかを聞(2)サインをもらう(3)一緒に写真を撮ってもらう という3つの課題。ドキドキしてなかなか話しかけられない子、タイミングを無視して話しかけ相手にされない子・・・はじめは上手にコミュニケーションを取ることが難しかったものの、最後はみんなが競い合うようにして積極的に話しかけるようになっていました。「できた!」という子供たちの達成感を肌で感じることができて、私自身も嬉しかったです。日頃の英語力をチェックするという意味では、キッザニアのEAP(English Activities Program)に参加することもあるんですよ。 |
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■生徒以外の地域の子供たちにも積極的に関わっているそうですが? |
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私がサポートスタッフとして関わり、「自宅寺子屋クラス」や読み聞かせをしている小学校の生徒さんたちも多数参加する「The Young Americans」。これは、アメリカの若者50人が小1~高3までの日本人の生徒たちを指導して、たった3日間で1時間のショーを仕上げる歌とダンスのワークショップです。時々、「上手・すごい!・完璧」といった日本語は使うものの、指導する彼らが使う言語は英語のみ。決して怒らず、とことん褒めてヤル気にさせるという指導方法は、私も大いに学ぶ所があります。アメリカでは少年院や麻薬矯正施設などを対象にしたこのプログラム。日本でも不登校の子供が学校に通えるようになった、死を考えていた子供が生きる希望を持てたという事例があります。大人向けのワークショップもありますから、ぜひ多くの方に参加していただきたいですね。見学も出来ます。
そしてもう一つ。発達障害をもつお子さんたちへのアプローチとして効果を発揮するのが、「Vision Training」と呼ばれる能力開発プログラムです。例えば、さまざまに配置された図形の位置を覚えて、その配列を正確に答えるトレーニング。図形の位置を見られるのは一度だけで、二度、三度と確認することはできませんから、自然と与えられた時間に集中する力が鍛えられるわけです。こうしたトレーニングを通して学校の授業を落ち着いて聞けるようになったり、自分に自信が持てるお子さんたちが増えてくれると嬉しいですね。ギフターラボというイベントにも講師として参加しています。 |
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■最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。 |
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『Be-Kidz!』は主に子供向けの活動ですが、大人の方向けには『oraino aroma(オライノ・アロマ)』という名前でバスボムをはじめとしたアロマクラフト作りのお教室を開いているんですよ。こちらでは、カウンセリングや数秘術も行っています。その他、絵画セラピーのアシスタントもしています。そして、いずれはシニアの方に向けたレッスンもご提供したいと考えているんですよ。知的な体験やアロマ、心のケアを通して、みなさんの生活が豊かになるお手伝いができるよう、私自身も成長を続けたいと思っています。
※上記記事は2013.8に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。 |
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